
My Days in LA
現地小学校でインターン

参加者情報
お名前
福本梨夏さん
学校・学科・コース
関西学院大学
学年
大学2年生(当時)
参加プログラム
AT(ロサンゼルス教育ボランティア研修)
目的
アシスタントティーチャープログラム体験談:現地小学校

| 参加理由
将来、子どもたちに英語の楽しさを伝えられる保育者・教育者を目指す中で、幼児教育から初等教育への円滑な接続(幼小連携)の重要性を感じていました。幼児教育を専攻する学生として、ア メリカの小学校、特に低学年の現場でどのような主体的学びを促す指導が行われているのかを体験 的に学びたいと考えたのが参加の目的です。また、異文化環境で自ら英語を「使う」経験を通し、 柔軟な価値観を身につけたいと強く願っていました。

| 参加する前に思っていたこと(楽しみだったこと 不 安だったこと)
【楽しみだったこと】
本場のアメリカの教育カリキュラムや、子どもたちの主体性を引き出す教室環境、そして多様な背景を持つ子どもたちとの交流を直接見られることが何よりの楽しみでした。
【不安だったこと】
一方で、自分の英語力が現地のスピードや専門用語にどこまで通用するのか、また、文化の異なる子どもたちと心の距離を縮め、信頼関係を築けるのかという大きな不安もありました。

| アシスタントティーチャーについて
実習先の日々の仕事
学習サポート: アルファベット(N, M, S, V など)の書き方、フォニックス(例: 「-at」ファミリー word study)、算数の「サイコロゲーム」「カウンティング」と いった小グループ活動の個別フォロー
知育アクティビティの運営補助: 「ミステリーBox」や「Finding Game」など、遊び を通した学びのサポート
クラスマネジメントの補助: 子どもたちを集中させるための手拍子リズム(clap pattern)や「大きな深呼吸」、移動時の声掛け、教室の片付け
生活指導・交流: 手洗いの促し、ランチ・スナックタイムの見守り、外遊び (Recess)での安全管理と積極的な遊戯への参加
プレゼンテーション: 日本文化を紹介するプレゼンテーションの実施(実習最終日)
実習は 8 日間にわたり、毎日異なる活動が行われました。
以下は一般的な 1 日の流れです。
08:30 登校・外遊び(Outside) 児童の出迎え、外遊びの見守り
09:00 モーニング・ミーティング(Calendar / Morning Meeting) カレンダー(日付・天 気)の確認、当番決め(週替わり)、一日のスケジュールの共有
09:30 テーブルタイム(Table Time) / 学習(Work study) フォニックスやアルファベッ ト、算数のグループ学習
10:00 スナックタイム・休み時間(Snack / Recess) 軽食と休憩の見守り
10:45 ストーリータイム(Story Time) 先生による読み聞かせ、または図書室(Library) 活動
11:00 センター学習(Centers) 小グループに分かれ、アート、パズル、読み書きなど別々の課題に取り組む活動のサポート
11:30 ランチタイム(Hand Washing / Lunch) 手洗いの促しと昼食の補助
12:15 特別活動(Specials / PE / 映像視聴) 音楽や体育(PE)、または Disco Party のようなイベントへの参加、教育映像の視聴
13:00 フリーチョイス・片付け(Story Time / Free Choice / Clean up ) 2回目の読み聞かせ、児童自身による遊びの選択と片付け
14:30 降園準 備・見送り(Pack up / Go Home) 持ち物確認と降園の補助
| 実習で印象深かったこと、大変だったこと
子どもたちの主体性を重んじる多様なアプローチです。旧正月(Lunar New Year)やラマダンといった多文化な背景に合わせた活動(BGM、製作)が行われ、子どもたちが 間違いを恐れずポジティブに意見を出せる教室の雰囲気に感銘を受けました。また、日替わりの 「Magic Monday」「Twinkle Tuesday」といった曜日ごとのネーミングも、子どものやる気を引き出す素晴らしい工夫だと感じました。
大変だったことは、現地の先生同士の速い英語での打ち合わせや、複雑な指示を聞き取るのに苦戦する場面もありました。しかし、わからないときは正直にわからないと伝えることを意識していました。
また、メモ帳に細かく記録を残すことで徐々に理解が追いつくようになりました。

| 実習中に最も努力したこと
「自分から動くこと(Proactive)」と「メモ帳への記録」です。
指示を待つだけでなく、「May I help you?」と声をかけたり、休み時間には必ず外に出て子どもたちの輪の中に飛び込み、一緒におにごっこをして遊びの楽しさを分かち合いました。また、合計 16 ページにもわたるメモ帳にその日のスケジュール、子どもたちの名前や特徴、授業での工夫などを細かく記録し、振り返りと次の日の活動に活かす努力を続けました。言葉が完璧でなくても、笑顔と心を通わせようとする姿勢を いつまでも大切にしました。

| ホテルステイについて
良かったこと: 今回の滞在で最も心強かったのは、ルームメイトの存在です。毎晩、その日 の出来事や悩みを共有して励まし合えたことは、慣れない環境での不安を解消する大きな精 神的支えとなりました。同じ志を持つ仲間との対話は、何物にも代えがたい貴重な時間でした。
設備やサービス面でも、以下の点が非常に満足度の高いものでした。
充実した朝食バイキング: 毎日固定のメニューから日替わりのものまで種類が豊富で、毎 朝の食事が大きな楽しみでした。また、物価の高いアメリカでの滞在において、日本から持参したタッパーを活用して昼食分を確保できたことは、食費を抑える上でも非常に助かりま した。
自炊可能な環境: キッチンが備わっていたため、必要に応じて料理をすることができ、生活の質を維持できました。
快適な寝具: ダブルサイズの大きなベッドが用意されており、一人でゆったりと身体を休めるスペースを確保できました。
充実した清掃サービス: 毎日のハウスキーピングにより、タオルの交換やゴミ回収、ベッ ドメイキングが徹底されていました。帰宅した際に常に清潔な部屋で過ごせたことは、日々の疲れを癒やす大きな要因となりました。

苦労したこと(改善点): 慣れない環境ゆえに、生活のルーティンを維持する上ではいくつかの苦労もありました。
ランドリー利用の手間: ホテルのコインランドリーを利用する際、洗濯と乾燥で合計 5 ドル分の 25 セント硬貨が必要でした。しかし、ホテルの規模が大きく宿泊客が多いため、フロントでの両替待ちに長い時は 30 分ほどかかることもあり、家事ひとつにも非常に時間がかかりました。
移動とスケジュールの管理:小学校までバスで長時間の移動が必要だったため、日々の活動をこなしながら翌朝に備えて十分な睡眠時間を確保することに苦心しました。毎朝 6 時 には起床しなければならず、改めて「早寝早起き」という規律正しい生活の大切さを再認 識する機会となりました。
日用品の調達と食生活: 外食が続くと野菜不足になりやすいため、スーパーで買い出しをして工夫を凝らしました。また、飲料水を確保するために大容量の水をホテルまで運ぶ作業は、身体的にかなりの負担となりました。
設備の不便さ: シャワーは一度止めると温度をキープできなかったため扱いに苦戦しました。また、洗面所のコンセントが限られていたため、朝の身支度の時間はルームメイトと重なり、大変混み合いました。

| 本プログラムを体験してみて
本プログラムで得られたことと、今後の活かし方
「教育に正解はなく、多様性こそが力である」という確信を得ました。英語はあくまでツールであり、大切なのは「伝えたい」という意思と相手を尊重する心であることを実感しました。また、幼小連携の現場で、低学年の子どもたちがどのように主体的学びを獲得していくのかを体験できたことは大きな収穫です。帰国後は、この経験を大学での指導法研究や実習に活かし、英語を「学ぶ」対象としてだけでなく、世界を広げる「ワクワクする道具」として伝えられるようなカリキュラムづくりに挑戦していきたいです。

| このプログラムを後輩や友人に薦められそうですか?
Yesであれば、その方々へメッセージをお願いします!
もちろん Yes、自信を持っておすすめします!
「英語が不安だから」と迷っているなら、ぜひ飛び込んでみてください。現場でしか得られない子どもたちの笑顔や、自分の壁を乗り越える瞬間の喜びは、何物にも代えがたい財産になります。
メモ帳にびっしり書き込んだ記録の一つひとつが、あなたの確かな成長の証になります。大学生という今だからこそ、広い世界を見て、自分の可能性を広げてほしいと思います。

P.S. この体験談が誰かの背中を押すきっかけとなれば幸いです。



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